韓国ドラマ情報
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カテゴリー「韓国ドラマあらすじ」の記事一覧
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太祖王建【第81話~第90話】あらすじ
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- 韓国ドラマあらすじ |
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【第81話「キョンフォンの怒り」】
鳥嶺(チョリョン)で摩震(マジン)軍の奇襲を受け、敗走するコンジクは、沙伐城(サボルジュ)のアジャゲに助けを求めるが、アジャゲはワンゴンと結んだ中立の約束を守り、それを無視する。ワンゴンは勢いに乗って洛東江(ナクトンガン)戦線を確保するが、思わぬ敗北とアジャゲの非協力的な態度に、ワンゴンだけでなくキョンフォンも怒りをあらわにする。
そのころ、鉄円(チョルオン)では、わずか14歳にして四書五経に通じ神童と評判になったチェ・ウンがクンイェのもとを訪れていた。クンイェはチェ・ウンを聖人とたたえ、側近として登用する。
【第82話「血の法会」】
全国から大勢の高僧たちを集めて荘厳な法会が行われるが、クンイェはその席で自分のことを偽の弥勒(みろく)と否定したソクチョンを、鉄ついで殺害した。
そのころ、忠州(チュンジュ)のワンゴンとユ・グンダルのもとに、ワンゴンとスインとの結婚を許可するクンイェの勅令が届くが、ワンゴンはもちろん、縁談の事実を後から知らされた妻のユ氏やオ氏らは複雑な思いを抱く。
一方、クンイェは、民の衰弱ぶりを顧みることなく、本格的な北伐に着手しようとしていた。
【第83話「妻への手紙」】
クンイェは朝会を開き、北伐への本格着手と、それに関わる民への負担を増やすことを宣言する。そんなクンイェの暴政に幻滅したパク・ユは、道人ソルブを探しに行く名目で都を後にする。
一方、ワンゴンは、ユ氏とオ氏に手紙を送り、今回の婚礼についての理解を求めた。パク・スリは、ワンゴンとスインの結婚式にアジャゲを招待しようと、密かに尚州(サンジュ)を訪れる。
そのころ、後百済では、スダルを中心として、錦城(クムソン)奪回の準備に取りかかろうとしていた。
【第84話「三度目の婚礼」】
クンイェは、北伐準備をスムーズに進めるため、強大な権力の象徴である宝剣を要求したアジテに対し釘を刺す。
一方、チョンガンとウンブは、ヨムサンが兵部に異動し、パク・ユが都を去ったことに、大きな失望を覚えていた。
そんな中、忠州(チュンジュ)ではワンゴンとスインの結婚式が行われる。尚州(サンジュ)からアジャゲも参列し、盛大な結婚式となるが、率直な思いを伝えるパク・スリに対してテジュドグムは、兄のキョンフォンを裏切ることはできないと、拒絶する。
【第85話「悪魔の酒」】
多くの人々が自分を皇帝に、と期待していることに複雑な感情を抱きつつ、ワンゴンは鉄円(チョルオン)へと帰還する。
同じころ、後百済がキョンフォン自ら錦城(クムソン)奪回に向けて準備を開始したことを知り、羅州(ナジュ)一帯では緊張が走っていた。
一方、クンイェは、チェ・ウンとの対談中に再び苦しみ出し、強い酒で痛みを紛らした。クンイェは深夜、北伐の準備状況を視察しようと王宮の外に出るが、道端で飢え死にした民を見て、酒に酔い凍え死んだのだと勘違いする。
【第86話「投石事件」】
無謀な北伐政策の中断を訴えるワンゴンの進言にも耳を貸さないクンイェは、ワンゴンらを連れて松嶽(ソンアク)の水壇訓練場を視察しに行くが、その途中で民から石を投げつけられる。怒ったクンイェは、その場にいた民を全員捕らえ、村とともに焼き払ってしまう。さらに訓練場では、実力の劣る新羅捕虜(ほりょ)兵を全員海に突き落として殺害した。
そのころ、錦城(クムソン)奪回を目指す後百済では、艦隊を率いてやって来るワンゴンを待ち伏せて討つ作戦を準備していた。
【第87話「密談」】
民の信望がワンゴンに集まっていることを悟ったアジテは、ワンゴンを密かに訪ねて玉座に就くよう誘うが、ワンゴンはそれを一蹴した。
そんな中、後百済が大々的な錦城(クムソン)奪回に向けて動き出したことを知り、クンイェは渋々ワンゴンを羅州(ナジュ)に派遣することを決めるが、その席でワンゴンは再度クンイェに北伐の中断を進言する。
一方のヨンファも、密かにワンゴンと会い、朝廷に残ってこの苦しい状況を助けてくれるよう訴えるが、ワンゴンはすでに羅州出兵の命を受けたとそれを断る。
【第88話「奇跡の南東風」】
摩震(マジン)朝廷では、アジテがカン長者と接触し、太子の担ぎ出しを勧めていた。
一方、摩震軍が羅州(ナジュ)近海で留まったまま、数日間ずっと祭事を行っているのを見て、しびれを切らした後百済軍は、先制攻撃に出ようと戦闘態勢に突入する。その時、テピョンの予言通りに風向きが変わり、南東風が吹き始めると、その風に乗ってワンゴンらは、後百済軍の艦隊を一気に火攻めにした。何とか船から脱出したキョンフォンは、信じられない現実にがく然とし…。
【第89話「大手柄」】
ワンゴンの大勝利から一夜明けた朝。敗走するキョンフォンの一行を、先回りして待ち伏せしていたヌンサンが攻撃し、パン将軍を討った。さらに、猛将スダルも捕らえられる。ワンゴンは、スダルを真の武将として迎え入れようと説得を試みるが、スダルはあくまでキョンフォンとの義理を貫こうとした。またワンゴンは、三国志の記述を参考に、気候の周期的な変化を読み取って南東風が吹くことを予測したテピョンを、諸葛孔明よりも優れた人、と称賛する。
【第90話「侍中」】
ワンゴンは、何とかスダルを味方に付けようとするが、スダルは食事にも手を付けず、キョンフォンへの忠義を尽くしていた。それに対し、スダルを救出しようと躍起になるキョンフォンは、尚州(サンジュ)に赴いている武将を呼び寄せ、軍の再整備を図る。
一方、クンイェはワンゴンを臣下最高位である侍中に推薦し、鉄円(チョルオン)に呼び戻すためポク・チギョムを羅州(ナジュ)に派遣した。
そのころ、カン長者との接触が目立つアジテに対し、シンバンらは徐々に距離を置き始めていた。
【第01話~第10話】 【第11話~第20話】 【第21話~第30話】 【第31話~第40話】
【第41話~第50話】 【第51話~第60話】 【第61話~第70話】 【第71話~第80話】
【第81話~第90話】 【第91話~第100話】 【第101話~第110話】 【第111話~第120話】
【第121話~第130話】 【第131話~第140話】 【第141話~第150話】 【第151話~第160話】
【第161話~第170話】 【第171話~第180話】 【第181話~第184話(最終回)】
鳥嶺(チョリョン)で摩震(マジン)軍の奇襲を受け、敗走するコンジクは、沙伐城(サボルジュ)のアジャゲに助けを求めるが、アジャゲはワンゴンと結んだ中立の約束を守り、それを無視する。ワンゴンは勢いに乗って洛東江(ナクトンガン)戦線を確保するが、思わぬ敗北とアジャゲの非協力的な態度に、ワンゴンだけでなくキョンフォンも怒りをあらわにする。
そのころ、鉄円(チョルオン)では、わずか14歳にして四書五経に通じ神童と評判になったチェ・ウンがクンイェのもとを訪れていた。クンイェはチェ・ウンを聖人とたたえ、側近として登用する。
【第82話「血の法会」】
全国から大勢の高僧たちを集めて荘厳な法会が行われるが、クンイェはその席で自分のことを偽の弥勒(みろく)と否定したソクチョンを、鉄ついで殺害した。
そのころ、忠州(チュンジュ)のワンゴンとユ・グンダルのもとに、ワンゴンとスインとの結婚を許可するクンイェの勅令が届くが、ワンゴンはもちろん、縁談の事実を後から知らされた妻のユ氏やオ氏らは複雑な思いを抱く。
一方、クンイェは、民の衰弱ぶりを顧みることなく、本格的な北伐に着手しようとしていた。
【第83話「妻への手紙」】
クンイェは朝会を開き、北伐への本格着手と、それに関わる民への負担を増やすことを宣言する。そんなクンイェの暴政に幻滅したパク・ユは、道人ソルブを探しに行く名目で都を後にする。
一方、ワンゴンは、ユ氏とオ氏に手紙を送り、今回の婚礼についての理解を求めた。パク・スリは、ワンゴンとスインの結婚式にアジャゲを招待しようと、密かに尚州(サンジュ)を訪れる。
そのころ、後百済では、スダルを中心として、錦城(クムソン)奪回の準備に取りかかろうとしていた。
【第84話「三度目の婚礼」】
クンイェは、北伐準備をスムーズに進めるため、強大な権力の象徴である宝剣を要求したアジテに対し釘を刺す。
一方、チョンガンとウンブは、ヨムサンが兵部に異動し、パク・ユが都を去ったことに、大きな失望を覚えていた。
そんな中、忠州(チュンジュ)ではワンゴンとスインの結婚式が行われる。尚州(サンジュ)からアジャゲも参列し、盛大な結婚式となるが、率直な思いを伝えるパク・スリに対してテジュドグムは、兄のキョンフォンを裏切ることはできないと、拒絶する。
【第85話「悪魔の酒」】
多くの人々が自分を皇帝に、と期待していることに複雑な感情を抱きつつ、ワンゴンは鉄円(チョルオン)へと帰還する。
同じころ、後百済がキョンフォン自ら錦城(クムソン)奪回に向けて準備を開始したことを知り、羅州(ナジュ)一帯では緊張が走っていた。
一方、クンイェは、チェ・ウンとの対談中に再び苦しみ出し、強い酒で痛みを紛らした。クンイェは深夜、北伐の準備状況を視察しようと王宮の外に出るが、道端で飢え死にした民を見て、酒に酔い凍え死んだのだと勘違いする。
【第86話「投石事件」】
無謀な北伐政策の中断を訴えるワンゴンの進言にも耳を貸さないクンイェは、ワンゴンらを連れて松嶽(ソンアク)の水壇訓練場を視察しに行くが、その途中で民から石を投げつけられる。怒ったクンイェは、その場にいた民を全員捕らえ、村とともに焼き払ってしまう。さらに訓練場では、実力の劣る新羅捕虜(ほりょ)兵を全員海に突き落として殺害した。
そのころ、錦城(クムソン)奪回を目指す後百済では、艦隊を率いてやって来るワンゴンを待ち伏せて討つ作戦を準備していた。
【第87話「密談」】
民の信望がワンゴンに集まっていることを悟ったアジテは、ワンゴンを密かに訪ねて玉座に就くよう誘うが、ワンゴンはそれを一蹴した。
そんな中、後百済が大々的な錦城(クムソン)奪回に向けて動き出したことを知り、クンイェは渋々ワンゴンを羅州(ナジュ)に派遣することを決めるが、その席でワンゴンは再度クンイェに北伐の中断を進言する。
一方のヨンファも、密かにワンゴンと会い、朝廷に残ってこの苦しい状況を助けてくれるよう訴えるが、ワンゴンはすでに羅州出兵の命を受けたとそれを断る。
【第88話「奇跡の南東風」】
摩震(マジン)朝廷では、アジテがカン長者と接触し、太子の担ぎ出しを勧めていた。
一方、摩震軍が羅州(ナジュ)近海で留まったまま、数日間ずっと祭事を行っているのを見て、しびれを切らした後百済軍は、先制攻撃に出ようと戦闘態勢に突入する。その時、テピョンの予言通りに風向きが変わり、南東風が吹き始めると、その風に乗ってワンゴンらは、後百済軍の艦隊を一気に火攻めにした。何とか船から脱出したキョンフォンは、信じられない現実にがく然とし…。
【第89話「大手柄」】
ワンゴンの大勝利から一夜明けた朝。敗走するキョンフォンの一行を、先回りして待ち伏せしていたヌンサンが攻撃し、パン将軍を討った。さらに、猛将スダルも捕らえられる。ワンゴンは、スダルを真の武将として迎え入れようと説得を試みるが、スダルはあくまでキョンフォンとの義理を貫こうとした。またワンゴンは、三国志の記述を参考に、気候の周期的な変化を読み取って南東風が吹くことを予測したテピョンを、諸葛孔明よりも優れた人、と称賛する。
【第90話「侍中」】
ワンゴンは、何とかスダルを味方に付けようとするが、スダルは食事にも手を付けず、キョンフォンへの忠義を尽くしていた。それに対し、スダルを救出しようと躍起になるキョンフォンは、尚州(サンジュ)に赴いている武将を呼び寄せ、軍の再整備を図る。
一方、クンイェはワンゴンを臣下最高位である侍中に推薦し、鉄円(チョルオン)に呼び戻すためポク・チギョムを羅州(ナジュ)に派遣した。
そのころ、カン長者との接触が目立つアジテに対し、シンバンらは徐々に距離を置き始めていた。
【第01話~第10話】 【第11話~第20話】 【第21話~第30話】 【第31話~第40話】
【第41話~第50話】 【第51話~第60話】 【第61話~第70話】 【第71話~第80話】
【第81話~第90話】 【第91話~第100話】 【第101話~第110話】 【第111話~第120話】
【第121話~第130話】 【第131話~第140話】 【第141話~第150話】 【第151話~第160話】
【第161話~第170話】 【第171話~第180話】 【第181話~第184話(最終回)】
太祖王建【第71話~第80話】あらすじ
- 2014/03/25 (Tue)
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【第71話「一大危機」】
刺客の放った毒矢に倒れ、クンイェは生死の境をさまよっていた。現場で捕らえられた刺客たちが、ワン・ピョンダルに指示されたと証言したことから、チョンガンはこの陰謀を逆手にとって政敵たちを一気に排除しようと、すぐさまワン・ピョンダルらを監視下に置き、忠州(チュンジュ)戦線に出向いているワンゴンを松嶽(ソンアク)に呼び戻す。さらにチョンガンは、王宮建設現場の指揮官であったアジテの責任を追及し、昏睡(こんすい)状態のクンイェを連れて、急きょ松嶽に帰還した。
【第72話「投獄」】
松嶽(ソンアク)に呼び戻されたワンゴンは、ワン・ピョンダルとともに、クンイェ暗殺未遂事件についてチョンガンから厳しい尋問を受ける。チョンガンは、事件に関わった者としてマ師父とピョン師父、それにアジテをも捕らえて投獄した。アジテは獄中でワンゴンに謀反を勧めるが、ワンゴンはそれを一蹴する。ついに投獄され、身動きのとれないワンゴンらは、外部と連絡を取ろうと試みるが、ポク・チギョムに宛てた手紙が、チョンガンの手に渡ってしまい…。
【第73話「目覚め」】
ソルブの気功治療により、ついにクンイェが目を覚ます。毒矢に倒れてからこれまでにあった出来事を内官から聞いたクンイェは、ワンゴンやアジテらが投獄されている事実を知ってがく然とする。
一方、獄中のアジテは、ワンゴンに王位を握るように勧めるが、ワンゴンは最後まで取り合わず、アジテを「希代の奸雄(かんゆう:悪知恵を働かせて英雄となった人)」と批判した。 そんな中、内紛に揺れる今が、摩震(マジン)国に一矢報いる絶好のチャンスと見た後百済は、キョンフォン自ら竹嶺(チュンニョン)と鳥嶺(チョリョン)に出陣する。
【第74話「生まれ変わるクンイ」】
チョンガンの報告書を読み、自分が倒れたことを民が密かに喜んでいたと知ってがく然としたクンイェは、これまでの人情を捨て、理想社会の実現のために、厳しい態度で民を統治していくことを宣言した。
そのころ、尚州(サンジュ)戦線に出兵したキョンフォンは、鳥嶺(チョリョン)を討つと見せかけて実際には竹嶺(チュンニョン)を攻める偽計を用い、竹嶺から鳥嶺へ向かったホン・ユ、キム・ラクら摩震(マジン)の援軍を全滅させた。さらに、手薄になった竹嶺のファン・ソンギルらを攻め、大勝利を果たす。
【第75話「血の尋問」】
ついに暗殺未遂事件の尋問を始めたクンイェは、弥勒(みろく)観心法を用いて事件の真相を暴き出し、偽証した後百済の刺客たちを鉄ついで殺害する。ワンゴンとアジテは無罪として放免されたものの、ワン・ピョンダルとピョン師父、マ師父の三人は、誤解を生んだ責任を問われ流罪となってしまう。これまでに見たことのなかったクンイェによるむごい処刑に、臣下たちの動揺が広がる中、ようやく鉄円(チョルオン)の王宮建設工事が完了し、遷都が実現する。
【第76話「鉄円遷都」】
ついに鉄円(チョルオン)遷都を果たしたクンイェは、皇帝の威厳を高めるべきというアジテの勧めに従い、黄金の法服を身につけるが、同時に毒矢を受けた際の古傷が痛み始める。
一方、内軍の副将ヨムサンをはじめ、鉄円の民の衰弱ぶりを目の当たりにした臣下たちは、クンイェのみがこの悲惨な現状を知らないことを懸念していた。
そんな中、ワンゴンは忠州(チュンジュ)戦線に復帰し、一方のキョンフォンは完山州(ワンサンジュ)に凱旋(がいせん)し、シンドクら新たな武将たちを迎え入れる。
【第77話「新たな出逢い」】
クンイェは、アジテとの対談中に再び激痛に襲われる。しかし、医師を呼ぼうとするアジテにクンイェは、何でもないとその場を取り繕った。
一方、戦線に復帰したワンゴンは、忠州(チュンジュ)の豪族ユ・グンダルと再会し、娘のスインと出会う。ユ・グンダルは忠州一帯を取り仕切る将軍クムシクをワンゴンに紹介し、戦線への全面的な協力を申し出た。ワンゴンはパク・スリとともに尚州(サンジュ)のアジャゲを訪ねて礼を尽くし、中立の約束を取り付ける。
【第78話「邪悪な病」】
クンイェの病を診察した医師から、クンイェが心痛に侵されていることを聞き出したチョンガンは、弥勒(みろく)であるクンイェが心痛を患ったというウワサが広がるのを心配し、医師に口封じをした。
そのころ、忠州(チュンジュ)戦線では、ユ・グンダルが娘のスインをワンゴンに嫁がせようと計画していた。一方のワンゴンらは、後百済軍を奇襲する具体的な方法について頭を悩ませていたが、そこへユ・グムピルの兵卒として従軍していたテピョンが、敵の兵力を分散させる戦法を提案し…。
【第79話「恐怖の朝会」】
法会の準備がなかなか進まないことに業を煮やしたクンイェは、緊急に朝会を開いて臣下たちにハッパを掛けていた。すると、弥勒(みろく)観心法の実行中にせきをした臣下の一人を、クンイェが鉄ついで打ち殺した。これを見た他の臣下たちは、クンイェの変わりように恐怖と不安を感じ始めていた。
一方、忠州(チュンジュ)戦線の準備を整えていたワンゴンは、ユ・グンダルに呼ばれ、その席でスインとの縁談を半ば強引に進められる。困惑するワンゴンだが、そこへソクチョンとホウォルが訪れ…。
【第80話「真の弥勒」】
突然ワンゴンのもとを訪れたソクチョンは、ワンゴンに対して真の弥勒(みろく)と言い、仏の象徴である簡子を渡した。
一方のユ・グンダルは、ワンゴンとスインの結婚の裁可をもらうため、クンイェとユ・チョングンに書状を送る。
新たにユン・シンダルら三人の武将を迎えたワンゴンは、冬の間は戦闘がないとすっかり油断しきっている竹嶺(チュンニョン)のパン将軍を攻撃し、それと同時に鳥嶺(チョリョン)から竹嶺へ援軍として向かうコンジクらを、ユ・グムピルに奇襲させた。
【第01話~第10話】 【第11話~第20話】 【第21話~第30話】 【第31話~第40話】
【第41話~第50話】 【第51話~第60話】 【第61話~第70話】 【第71話~第80話】
【第81話~第90話】 【第91話~第100話】 【第101話~第110話】 【第111話~第120話】
【第121話~第130話】 【第131話~第140話】 【第141話~第150話】 【第151話~第160話】
【第161話~第170話】 【第171話~第180話】 【第181話~第184話(最終回)】
刺客の放った毒矢に倒れ、クンイェは生死の境をさまよっていた。現場で捕らえられた刺客たちが、ワン・ピョンダルに指示されたと証言したことから、チョンガンはこの陰謀を逆手にとって政敵たちを一気に排除しようと、すぐさまワン・ピョンダルらを監視下に置き、忠州(チュンジュ)戦線に出向いているワンゴンを松嶽(ソンアク)に呼び戻す。さらにチョンガンは、王宮建設現場の指揮官であったアジテの責任を追及し、昏睡(こんすい)状態のクンイェを連れて、急きょ松嶽に帰還した。
【第72話「投獄」】
松嶽(ソンアク)に呼び戻されたワンゴンは、ワン・ピョンダルとともに、クンイェ暗殺未遂事件についてチョンガンから厳しい尋問を受ける。チョンガンは、事件に関わった者としてマ師父とピョン師父、それにアジテをも捕らえて投獄した。アジテは獄中でワンゴンに謀反を勧めるが、ワンゴンはそれを一蹴する。ついに投獄され、身動きのとれないワンゴンらは、外部と連絡を取ろうと試みるが、ポク・チギョムに宛てた手紙が、チョンガンの手に渡ってしまい…。
【第73話「目覚め」】
ソルブの気功治療により、ついにクンイェが目を覚ます。毒矢に倒れてからこれまでにあった出来事を内官から聞いたクンイェは、ワンゴンやアジテらが投獄されている事実を知ってがく然とする。
一方、獄中のアジテは、ワンゴンに王位を握るように勧めるが、ワンゴンは最後まで取り合わず、アジテを「希代の奸雄(かんゆう:悪知恵を働かせて英雄となった人)」と批判した。 そんな中、内紛に揺れる今が、摩震(マジン)国に一矢報いる絶好のチャンスと見た後百済は、キョンフォン自ら竹嶺(チュンニョン)と鳥嶺(チョリョン)に出陣する。
【第74話「生まれ変わるクンイ」】
チョンガンの報告書を読み、自分が倒れたことを民が密かに喜んでいたと知ってがく然としたクンイェは、これまでの人情を捨て、理想社会の実現のために、厳しい態度で民を統治していくことを宣言した。
そのころ、尚州(サンジュ)戦線に出兵したキョンフォンは、鳥嶺(チョリョン)を討つと見せかけて実際には竹嶺(チュンニョン)を攻める偽計を用い、竹嶺から鳥嶺へ向かったホン・ユ、キム・ラクら摩震(マジン)の援軍を全滅させた。さらに、手薄になった竹嶺のファン・ソンギルらを攻め、大勝利を果たす。
【第75話「血の尋問」】
ついに暗殺未遂事件の尋問を始めたクンイェは、弥勒(みろく)観心法を用いて事件の真相を暴き出し、偽証した後百済の刺客たちを鉄ついで殺害する。ワンゴンとアジテは無罪として放免されたものの、ワン・ピョンダルとピョン師父、マ師父の三人は、誤解を生んだ責任を問われ流罪となってしまう。これまでに見たことのなかったクンイェによるむごい処刑に、臣下たちの動揺が広がる中、ようやく鉄円(チョルオン)の王宮建設工事が完了し、遷都が実現する。
【第76話「鉄円遷都」】
ついに鉄円(チョルオン)遷都を果たしたクンイェは、皇帝の威厳を高めるべきというアジテの勧めに従い、黄金の法服を身につけるが、同時に毒矢を受けた際の古傷が痛み始める。
一方、内軍の副将ヨムサンをはじめ、鉄円の民の衰弱ぶりを目の当たりにした臣下たちは、クンイェのみがこの悲惨な現状を知らないことを懸念していた。
そんな中、ワンゴンは忠州(チュンジュ)戦線に復帰し、一方のキョンフォンは完山州(ワンサンジュ)に凱旋(がいせん)し、シンドクら新たな武将たちを迎え入れる。
【第77話「新たな出逢い」】
クンイェは、アジテとの対談中に再び激痛に襲われる。しかし、医師を呼ぼうとするアジテにクンイェは、何でもないとその場を取り繕った。
一方、戦線に復帰したワンゴンは、忠州(チュンジュ)の豪族ユ・グンダルと再会し、娘のスインと出会う。ユ・グンダルは忠州一帯を取り仕切る将軍クムシクをワンゴンに紹介し、戦線への全面的な協力を申し出た。ワンゴンはパク・スリとともに尚州(サンジュ)のアジャゲを訪ねて礼を尽くし、中立の約束を取り付ける。
【第78話「邪悪な病」】
クンイェの病を診察した医師から、クンイェが心痛に侵されていることを聞き出したチョンガンは、弥勒(みろく)であるクンイェが心痛を患ったというウワサが広がるのを心配し、医師に口封じをした。
そのころ、忠州(チュンジュ)戦線では、ユ・グンダルが娘のスインをワンゴンに嫁がせようと計画していた。一方のワンゴンらは、後百済軍を奇襲する具体的な方法について頭を悩ませていたが、そこへユ・グムピルの兵卒として従軍していたテピョンが、敵の兵力を分散させる戦法を提案し…。
【第79話「恐怖の朝会」】
法会の準備がなかなか進まないことに業を煮やしたクンイェは、緊急に朝会を開いて臣下たちにハッパを掛けていた。すると、弥勒(みろく)観心法の実行中にせきをした臣下の一人を、クンイェが鉄ついで打ち殺した。これを見た他の臣下たちは、クンイェの変わりように恐怖と不安を感じ始めていた。
一方、忠州(チュンジュ)戦線の準備を整えていたワンゴンは、ユ・グンダルに呼ばれ、その席でスインとの縁談を半ば強引に進められる。困惑するワンゴンだが、そこへソクチョンとホウォルが訪れ…。
【第80話「真の弥勒」】
突然ワンゴンのもとを訪れたソクチョンは、ワンゴンに対して真の弥勒(みろく)と言い、仏の象徴である簡子を渡した。
一方のユ・グンダルは、ワンゴンとスインの結婚の裁可をもらうため、クンイェとユ・チョングンに書状を送る。
新たにユン・シンダルら三人の武将を迎えたワンゴンは、冬の間は戦闘がないとすっかり油断しきっている竹嶺(チュンニョン)のパン将軍を攻撃し、それと同時に鳥嶺(チョリョン)から竹嶺へ援軍として向かうコンジクらを、ユ・グムピルに奇襲させた。
【第01話~第10話】 【第11話~第20話】 【第21話~第30話】 【第31話~第40話】
【第41話~第50話】 【第51話~第60話】 【第61話~第70話】 【第71話~第80話】
【第81話~第90話】 【第91話~第100話】 【第101話~第110話】 【第111話~第120話】
【第121話~第130話】 【第131話~第140話】 【第141話~第150話】 【第151話~第160話】
【第161話~第170話】 【第171話~第180話】 【第181話~第184話(最終回)】
太祖王建【第61話~第70話】あらすじ
- 2014/03/25 (Tue)
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【第61話「摩震」】
ワンゴンに錦城(クムソン)を奪われたキョンフォンは、スダルを武珍州(ムジンジュ)に残して完山州(ワンサンジュ)に戻ることを決意する。 一方、トヨンとの結婚について悩むワンゴンは、クンイェに相談した。鉄円(チョルオン)の下見から戻ったクンイェは、錦城陥落とワンゴンの結婚の知らせに喜び、錦城を羅州(ナジュ)と改名させるとともに、領土を守る最適な策としてトヨンとの縁談を許可する。錦城上陸作戦が完了し、クンイェはいよいよ鉄円への遷都の準備に本格的に着手し、摩震(マジン)への国号改正を宣言する。
【第62話「婚礼」】
錦城(クムソン)改め羅州(ナジュ)で、ワンゴンとトヨンの壮大な結婚式が行われた。ワン・ピョンダルとユ・チョングンは、ワンゴンの結婚についての対応策を相談するが、二人の話を偶然、プヨンが聞いてしまう。 一方、クンイェは、鉄円(チョルオン)の王宮建設工事を本格的に開始するが、チョンガンやパク・チユンら臣下たちは、労役や重税に民の不満が爆発するのではと心配していた。 そのころ、ワンゴンらは、キム・オンとチョンヒを残し、松嶽(ソンアク)へと海路を戻っていた。
【第63話「失意の家出」】
クンイェは、パク・ユの命を賭けた進言にも一切耳を貸さず、強引に遷都を推し進めようとする。また、凱旋(がいせん)したワンゴンらを出迎えたクンイェは、宴会の席でワン・ピョンダルらに官職を授け、羅州(ナジュ)攻略で功績を残した家臣を褒めたたえた。
一方、失意のあまり家を飛び出したプヨンは、川に身を投げようとしたところを、法相宗の高僧ソクチョンに助けられる。ユ・チョングンらの必死の捜索をよそに、プヨンはソクチョンの勧めに従って、頭を丸める決心をし…。
【第64話「偽の弥勒」】
後百済のチェ・スンウが、クンイェと新羅王室とのつながりを探り始めたころ、出家したプヨンを預かっているソクチョンも、訪ねてきたホウォルとともに、クンイェの弥勒(みろく)を疑問視し始めた。 一方、行方不明となったプヨンを探すため、大規模な捜索を命じたクンイェは、ワンゴンやポク・チギョムを連れて、鉄円(チョルオン)の王宮建設現場の視察に出向く。アジテの強硬な指揮により、犠牲者が多発していることを目の当たりにしたワンゴンは、心を痛め…。
【第65話「アジテ暗殺」】
鉄円(チョルオン)の王宮建設現場で、事故に見せかけアジテが襲われた。クンイェは犯人を捕らえて黒幕を追及するが、犯人は舌をかみ切って死んでしまう。幸い一命を取り留めたアジテだが、暗殺が失敗したことにチョンガンやウンブは落胆していた。 松嶽(ソンアク)に戻ったクンイェは、大規模な法会の準備を命ずるとともに、アジテ暗殺の一件でチョンガンを取り調べる。 一方、後百済ではチェ・スンウが、クンイェが新羅の景文(キョンムン)王のめかけの子であった事実をついに突き止めた。
【第66話「プヨン帰る」】
不意に訪れたソクチョンとホウォルから、プヨンの居場所を聞いたワンゴンとトヨンは、必死の説得の末になんとかプヨンを連れ戻した。 一方、ポク・チギョムは、摩震(マジン)国内の政治混乱に巻き込まれないよう、ワンゴンに尚州(サンジュ)戦線行きを勧める。ワンゴンはそれに応じて、配下の武将たちを鳥嶺(チョリョン)や竹嶺(チュンニョン)に派遣した。 そのころ、クンイェは大法会のために新しい教典を準備していた。しかし、それを知ったチョンガンは、従来の仏法を否定することになると心配し…。
【第67話「クンイェの経典」】
法会の席で新たな弥勒(みろく)の経典を説いたクンイェは、釈迦(しゃか)を盗賊として公然と否定し、"オム・マニ・ペメ・フム"の真言を発表した。クンイェによる独裁体制の始まりを危惧したチョンガンに対し、パク・ユは、共通の敵を防ぐためにワンゴンと手を結ぶべきだと主張する。 一方、アジャゲは、パク・スリが忠州(チュンジュ)に駐留していると知って大喜びするが、同時に後百済領内では緊張が走った。 そんな中、ワンゴンとプヨンの婚礼が盛大に執り行われる。
【第68話「連合」】
ワンゴンがプヨンとの婚礼を無事に終え、松嶽(ソンアク)に戻ると、チョンガンから隠密に会いたいという手紙が届く。チョンガンは、共通の敵アジテに対抗するため、これまでの感情をすべて水に流し、互いに協力することを約束する。
その後、ワンゴンは忠州(チュンジュ)戦線に向かい、すでに現地に駐留している他の武将たちと合流した。しかし、後百済のチェ・スンウは、それが摩震(マジン)国内で起こっている問題から目をそらすための偽装工作だと判断し、性急な行動を控えるよう進言する。
【第69話「弥勒観心法」】
官職の最高位である「匡治奈」の地位をパク・チユンからワン・ピョンダルに交替させたクンイェは、弥勒(みろく)観心法に目覚め、民の精神的統制をさらに強化しようとしていた。
そのころ、ワンゴンは、尚州(サンジュ)のアジャゲのもとにパク・スリを派遣し、キョンフォンとの仲たがいを図るために、アジャゲを"尚父"と呼んだ自筆の手紙を送る。
一方、クンイェは、定期的に全国の高僧たちを宮廷内に集めて法会を開催するが、その席でソクチョンは、クンイェに向かって「偽の弥勒」と言い放った。
【第70話「痛恨の毒矢」】
ソクチョンの命懸けの苦言に、クンイェは「許すのは一度だけだ」と忠告した。
そのころ、後百済では、チェ・スンウが長い時間をかけて準備してきた、摩震(マジン)国を一瞬で崩壊させる秘策が、明らかにされた。
そんな中、ヨンファやチョンガンら一同を連れて鉄円(チョルオン)の王宮建設現場を視察していたクンイェが、刺客の放った毒矢に襲われる。時を同じくして、クンイェの正体は新羅の王子だと誹謗(ひぼう)する張り紙が、松嶽(ソンアク)一帯に張り出され…。
【第01話~第10話】 【第11話~第20話】 【第21話~第30話】 【第31話~第40話】
【第41話~第50話】 【第51話~第60話】 【第61話~第70話】 【第71話~第80話】
【第81話~第90話】 【第91話~第100話】 【第101話~第110話】 【第111話~第120話】
【第121話~第130話】 【第131話~第140話】 【第141話~第150話】 【第151話~第160話】
【第161話~第170話】 【第171話~第180話】 【第181話~第184話(最終回)】
ワンゴンに錦城(クムソン)を奪われたキョンフォンは、スダルを武珍州(ムジンジュ)に残して完山州(ワンサンジュ)に戻ることを決意する。 一方、トヨンとの結婚について悩むワンゴンは、クンイェに相談した。鉄円(チョルオン)の下見から戻ったクンイェは、錦城陥落とワンゴンの結婚の知らせに喜び、錦城を羅州(ナジュ)と改名させるとともに、領土を守る最適な策としてトヨンとの縁談を許可する。錦城上陸作戦が完了し、クンイェはいよいよ鉄円への遷都の準備に本格的に着手し、摩震(マジン)への国号改正を宣言する。
【第62話「婚礼」】
錦城(クムソン)改め羅州(ナジュ)で、ワンゴンとトヨンの壮大な結婚式が行われた。ワン・ピョンダルとユ・チョングンは、ワンゴンの結婚についての対応策を相談するが、二人の話を偶然、プヨンが聞いてしまう。 一方、クンイェは、鉄円(チョルオン)の王宮建設工事を本格的に開始するが、チョンガンやパク・チユンら臣下たちは、労役や重税に民の不満が爆発するのではと心配していた。 そのころ、ワンゴンらは、キム・オンとチョンヒを残し、松嶽(ソンアク)へと海路を戻っていた。
【第63話「失意の家出」】
クンイェは、パク・ユの命を賭けた進言にも一切耳を貸さず、強引に遷都を推し進めようとする。また、凱旋(がいせん)したワンゴンらを出迎えたクンイェは、宴会の席でワン・ピョンダルらに官職を授け、羅州(ナジュ)攻略で功績を残した家臣を褒めたたえた。
一方、失意のあまり家を飛び出したプヨンは、川に身を投げようとしたところを、法相宗の高僧ソクチョンに助けられる。ユ・チョングンらの必死の捜索をよそに、プヨンはソクチョンの勧めに従って、頭を丸める決心をし…。
【第64話「偽の弥勒」】
後百済のチェ・スンウが、クンイェと新羅王室とのつながりを探り始めたころ、出家したプヨンを預かっているソクチョンも、訪ねてきたホウォルとともに、クンイェの弥勒(みろく)を疑問視し始めた。 一方、行方不明となったプヨンを探すため、大規模な捜索を命じたクンイェは、ワンゴンやポク・チギョムを連れて、鉄円(チョルオン)の王宮建設現場の視察に出向く。アジテの強硬な指揮により、犠牲者が多発していることを目の当たりにしたワンゴンは、心を痛め…。
【第65話「アジテ暗殺」】
鉄円(チョルオン)の王宮建設現場で、事故に見せかけアジテが襲われた。クンイェは犯人を捕らえて黒幕を追及するが、犯人は舌をかみ切って死んでしまう。幸い一命を取り留めたアジテだが、暗殺が失敗したことにチョンガンやウンブは落胆していた。 松嶽(ソンアク)に戻ったクンイェは、大規模な法会の準備を命ずるとともに、アジテ暗殺の一件でチョンガンを取り調べる。 一方、後百済ではチェ・スンウが、クンイェが新羅の景文(キョンムン)王のめかけの子であった事実をついに突き止めた。
【第66話「プヨン帰る」】
不意に訪れたソクチョンとホウォルから、プヨンの居場所を聞いたワンゴンとトヨンは、必死の説得の末になんとかプヨンを連れ戻した。 一方、ポク・チギョムは、摩震(マジン)国内の政治混乱に巻き込まれないよう、ワンゴンに尚州(サンジュ)戦線行きを勧める。ワンゴンはそれに応じて、配下の武将たちを鳥嶺(チョリョン)や竹嶺(チュンニョン)に派遣した。 そのころ、クンイェは大法会のために新しい教典を準備していた。しかし、それを知ったチョンガンは、従来の仏法を否定することになると心配し…。
【第67話「クンイェの経典」】
法会の席で新たな弥勒(みろく)の経典を説いたクンイェは、釈迦(しゃか)を盗賊として公然と否定し、"オム・マニ・ペメ・フム"の真言を発表した。クンイェによる独裁体制の始まりを危惧したチョンガンに対し、パク・ユは、共通の敵を防ぐためにワンゴンと手を結ぶべきだと主張する。 一方、アジャゲは、パク・スリが忠州(チュンジュ)に駐留していると知って大喜びするが、同時に後百済領内では緊張が走った。 そんな中、ワンゴンとプヨンの婚礼が盛大に執り行われる。
【第68話「連合」】
ワンゴンがプヨンとの婚礼を無事に終え、松嶽(ソンアク)に戻ると、チョンガンから隠密に会いたいという手紙が届く。チョンガンは、共通の敵アジテに対抗するため、これまでの感情をすべて水に流し、互いに協力することを約束する。
その後、ワンゴンは忠州(チュンジュ)戦線に向かい、すでに現地に駐留している他の武将たちと合流した。しかし、後百済のチェ・スンウは、それが摩震(マジン)国内で起こっている問題から目をそらすための偽装工作だと判断し、性急な行動を控えるよう進言する。
【第69話「弥勒観心法」】
官職の最高位である「匡治奈」の地位をパク・チユンからワン・ピョンダルに交替させたクンイェは、弥勒(みろく)観心法に目覚め、民の精神的統制をさらに強化しようとしていた。
そのころ、ワンゴンは、尚州(サンジュ)のアジャゲのもとにパク・スリを派遣し、キョンフォンとの仲たがいを図るために、アジャゲを"尚父"と呼んだ自筆の手紙を送る。
一方、クンイェは、定期的に全国の高僧たちを宮廷内に集めて法会を開催するが、その席でソクチョンは、クンイェに向かって「偽の弥勒」と言い放った。
【第70話「痛恨の毒矢」】
ソクチョンの命懸けの苦言に、クンイェは「許すのは一度だけだ」と忠告した。
そのころ、後百済では、チェ・スンウが長い時間をかけて準備してきた、摩震(マジン)国を一瞬で崩壊させる秘策が、明らかにされた。
そんな中、ヨンファやチョンガンら一同を連れて鉄円(チョルオン)の王宮建設現場を視察していたクンイェが、刺客の放った毒矢に襲われる。時を同じくして、クンイェの正体は新羅の王子だと誹謗(ひぼう)する張り紙が、松嶽(ソンアク)一帯に張り出され…。
【第01話~第10話】 【第11話~第20話】 【第21話~第30話】 【第31話~第40話】
【第41話~第50話】 【第51話~第60話】 【第61話~第70話】 【第71話~第80話】
【第81話~第90話】 【第91話~第100話】 【第101話~第110話】 【第111話~第120話】
【第121話~第130話】 【第131話~第140話】 【第141話~第150話】 【第151話~第160話】
【第161話~第170話】 【第171話~第180話】 【第181話~第184話(最終回)】
太祖王建【第51話~第60話】あらすじ
- 2014/03/25 (Tue)
- 韓国ドラマあらすじ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
【第51話「危険な対談」】
錦城(クムソン)上陸作戦の準備の様子を視察しに、貞州を訪れたクンイェに、ワンゴンは錦城の豪族と協調するために利用したトソン秘記について包み隠さず話をする。
そのころ、後百済に潜入したワン・シンニョムら一行は、オ・ダリンと会って協力を要請するが、驚いたオ・ダリンは彼らをひとまず屋敷の離れに閉じこめてしまう。
一方、キョンフォンは、コビや臣下たちを連れて狩りに出かけるが、何の成果も挙げられない息子シンゴムをふがいないとなじり…。
【第52話「揺れる錦城」】
軟禁されたワン・シンニョムらを密かに訪ねたトヨンは、彼らから聞かされたワンゴンの人柄に感服する。そして、後百済への忠誠を貫くべきか、後百済を裏切って高麗側に付くべきかで揺れるオ・ダリンやチョンネに対し、トヨンは錦城(クムソン)を高麗に明け渡し、相応の対価を得るべきだと進言した。
一方、太子たちの百日目の祝いに訪れたクンイェは、ヨンファの父のカン長者が養子を迎えたことを知り、不相応な栄華を求めるべきではないと警告する。
【第53話「二人の女」】
チョンガンらの反対を押し切って遷都を進めるクンイェは、アジテを連れて鉄円(チョルオン)に下見に行くことを決める。一方の後百済では、ついに新羅への出陣の準備が整った。 そんな中、トヨンは、ワンゴンが錦城(クムソン)を攻撃する能力があるか、錦城の将来を保障する意志があるかどうかを、ワンゴンに直接会って確かめるため、ピョン師父とともに貞州(チョンジュ)へと向かっていた。ユ・チョングンの屋敷に到着したトヨンは、そこでプヨンと出会い、彼女とワンゴンとの関係に興味を抱く。
【第54話「新羅出陣」】
プヨンとトヨンとの間に静かに火花が飛び散る中、ワンゴンから望み通りの提案を取り付けたトヨンは、錦城(クムソン)に戻ってワンゴンを迎える準備をする。 一方、ついに新羅に向けて出陣したキョンフォン軍は、完山州(ワンサンジュ)を発って、康州(カンジュ)に駐留していた。 同じころ、ワンゴンの作戦を有利に進めるため、ユ・グムピルは新羅の侍中(じちゅう:皇帝の側近)となったキム・ヒョジョンと密会していた。そこでグムピルは、高麗が錦城に上陸すると同時に新羅は康州を討って、後百済軍を足止めしてほしいと要請する。
【第55話「嵐の前夜」】
アジテとともに鉄円(チョルオン)を視察していたクンイェは、宮殿の位置を強引に決め、さらに西南海に出陣するワンゴンを激励しようと、貞州(チョンジュ)に引き返した。 そのころ、キョンフォンらは貞州での不穏な動きを察知し警戒するが、スダルはチョンネの口車に乗せられて、西南海一帯の兵士たちを解散させる。 出陣を翌日に控えた夜、ユ・チョングンはワンゴンに強い酒を勧めた。酒に酔ったワンゴンは、プヨンがヨンファに見え、思わず抱いてしまう。
【第56話「出陣の朝」】
プヨンと一夜を共にしたと知って驚くワンゴンは、そのことに対して責任は取ると言う。 そのころ、錦城(クムソン)に残されたスダルは、ワンゴンの動きに注意せよとの伝令を受け取る。しかし、すっかり油断しきっているスダルは、その伝令を笑い飛ばした。 一方、単身で港を訪れたプヨンは、船に乗り込もうとするワンゴンに酒を振る舞い、武運を祈る。ワンゴンは、プヨンを妻に迎えることを改めて誓い、クンイェらが見守る中、いよいよ錦城に向けて出陣する。
【第57話「驚天動地」】
ワンゴン率いる高麗水軍の動きが明らかになり、後百済はもちろん、新羅でも同様に驚きが走る。ワンゴンの接近を知っても、全く気に留めることのなかったスダルだが、オ・ダリンとチョンネが裏切ったことを知り、ようやく事態の深刻さを思い知る。康州(カンジュ)に駐屯中のキョンフォン軍は、油断したスダルが兵士たちを家に帰してしまったと知り、急いで錦城(クムソン)に引き返すことを決めた。そして、ついにワンゴン軍が、西南海沿岸に上陸する。
【第58話「奇襲攻撃」】
トヨンの合図で、ついにワンゴンは錦城(クムソン)に上陸する。スダルはこれに対抗しようとするが、多勢に無勢で錦城山城に追い込まれる。 これと時を同じくして、康州(カンジュ)から錦城に急ぎ向かっていたキョンフォン軍と、康州城に残っていたシンゴムとヌンエ軍を、新羅軍の猛攻撃が襲い、一瞬のうちに後百済軍は壊滅的な被害を受けた。その後、錦城一帯を支配下に置いたワンゴンは、さらに錦城山城に立てこもったスダルを討つため、ホン・ユを先鋒にして攻撃を開始した。
【第59話「山城の戦い」】
ホン・ユらは、スダルのいる錦城(クムソン)山城に攻め込むが、鉄壁の守りに城を落とせず、退却を余儀なくされる。ワンゴンは、ユ・グムピルら三副将を先鋒に立て、再びスダルを攻めさせた。 そのころ、松嶽(ソンアク)では、クンイェがアジテを連れて再び鉄円(チョルオン)へ視察に訪れていた。その間に、ホウォルの推薦を受けた学者パク・ユがチョンガンのもとに現れ、太子たちの師匠となる。 一方、ユ・チョングンはワン・ピョンダルを訪ね、娘のプヨンとワンゴンとの縁談を申し出る。
【第60話「浣紗泉の告白」】
ユ・グムピルらの総攻撃で、ついにスダルの守る山城が陥落し、ワンゴンの錦城(クムソン)上陸作戦は成功を収める。錦城領内を案内して回るトヨンは、浣紗泉(ワンサチョン)のほとりでワンゴンに思いを打ち明ける。ワンゴンはすでにプヨンと婚約した事実を話すが、トヨンは錦城維持のために必要な結婚だと言い…。 一方、錦城陥落の知らせを受け、武珍州(ムジンジュ)へと向かっていたキョンフォンの前にスダルが現れ、敗戦をわびて自決を願い出るが、キョンフォンはスダルを許し、錦城奪還を誓う。
【第01話~第10話】 【第11話~第20話】 【第21話~第30話】 【第31話~第40話】
【第41話~第50話】 【第51話~第60話】 【第61話~第70話】 【第71話~第80話】
【第81話~第90話】 【第91話~第100話】 【第101話~第110話】 【第111話~第120話】
【第121話~第130話】 【第131話~第140話】 【第141話~第150話】 【第151話~第160話】
【第161話~第170話】 【第171話~第180話】 【第181話~第184話(最終回)】
錦城(クムソン)上陸作戦の準備の様子を視察しに、貞州を訪れたクンイェに、ワンゴンは錦城の豪族と協調するために利用したトソン秘記について包み隠さず話をする。
そのころ、後百済に潜入したワン・シンニョムら一行は、オ・ダリンと会って協力を要請するが、驚いたオ・ダリンは彼らをひとまず屋敷の離れに閉じこめてしまう。
一方、キョンフォンは、コビや臣下たちを連れて狩りに出かけるが、何の成果も挙げられない息子シンゴムをふがいないとなじり…。
【第52話「揺れる錦城」】
軟禁されたワン・シンニョムらを密かに訪ねたトヨンは、彼らから聞かされたワンゴンの人柄に感服する。そして、後百済への忠誠を貫くべきか、後百済を裏切って高麗側に付くべきかで揺れるオ・ダリンやチョンネに対し、トヨンは錦城(クムソン)を高麗に明け渡し、相応の対価を得るべきだと進言した。
一方、太子たちの百日目の祝いに訪れたクンイェは、ヨンファの父のカン長者が養子を迎えたことを知り、不相応な栄華を求めるべきではないと警告する。
【第53話「二人の女」】
チョンガンらの反対を押し切って遷都を進めるクンイェは、アジテを連れて鉄円(チョルオン)に下見に行くことを決める。一方の後百済では、ついに新羅への出陣の準備が整った。 そんな中、トヨンは、ワンゴンが錦城(クムソン)を攻撃する能力があるか、錦城の将来を保障する意志があるかどうかを、ワンゴンに直接会って確かめるため、ピョン師父とともに貞州(チョンジュ)へと向かっていた。ユ・チョングンの屋敷に到着したトヨンは、そこでプヨンと出会い、彼女とワンゴンとの関係に興味を抱く。
【第54話「新羅出陣」】
プヨンとトヨンとの間に静かに火花が飛び散る中、ワンゴンから望み通りの提案を取り付けたトヨンは、錦城(クムソン)に戻ってワンゴンを迎える準備をする。 一方、ついに新羅に向けて出陣したキョンフォン軍は、完山州(ワンサンジュ)を発って、康州(カンジュ)に駐留していた。 同じころ、ワンゴンの作戦を有利に進めるため、ユ・グムピルは新羅の侍中(じちゅう:皇帝の側近)となったキム・ヒョジョンと密会していた。そこでグムピルは、高麗が錦城に上陸すると同時に新羅は康州を討って、後百済軍を足止めしてほしいと要請する。
【第55話「嵐の前夜」】
アジテとともに鉄円(チョルオン)を視察していたクンイェは、宮殿の位置を強引に決め、さらに西南海に出陣するワンゴンを激励しようと、貞州(チョンジュ)に引き返した。 そのころ、キョンフォンらは貞州での不穏な動きを察知し警戒するが、スダルはチョンネの口車に乗せられて、西南海一帯の兵士たちを解散させる。 出陣を翌日に控えた夜、ユ・チョングンはワンゴンに強い酒を勧めた。酒に酔ったワンゴンは、プヨンがヨンファに見え、思わず抱いてしまう。
【第56話「出陣の朝」】
プヨンと一夜を共にしたと知って驚くワンゴンは、そのことに対して責任は取ると言う。 そのころ、錦城(クムソン)に残されたスダルは、ワンゴンの動きに注意せよとの伝令を受け取る。しかし、すっかり油断しきっているスダルは、その伝令を笑い飛ばした。 一方、単身で港を訪れたプヨンは、船に乗り込もうとするワンゴンに酒を振る舞い、武運を祈る。ワンゴンは、プヨンを妻に迎えることを改めて誓い、クンイェらが見守る中、いよいよ錦城に向けて出陣する。
【第57話「驚天動地」】
ワンゴン率いる高麗水軍の動きが明らかになり、後百済はもちろん、新羅でも同様に驚きが走る。ワンゴンの接近を知っても、全く気に留めることのなかったスダルだが、オ・ダリンとチョンネが裏切ったことを知り、ようやく事態の深刻さを思い知る。康州(カンジュ)に駐屯中のキョンフォン軍は、油断したスダルが兵士たちを家に帰してしまったと知り、急いで錦城(クムソン)に引き返すことを決めた。そして、ついにワンゴン軍が、西南海沿岸に上陸する。
【第58話「奇襲攻撃」】
トヨンの合図で、ついにワンゴンは錦城(クムソン)に上陸する。スダルはこれに対抗しようとするが、多勢に無勢で錦城山城に追い込まれる。 これと時を同じくして、康州(カンジュ)から錦城に急ぎ向かっていたキョンフォン軍と、康州城に残っていたシンゴムとヌンエ軍を、新羅軍の猛攻撃が襲い、一瞬のうちに後百済軍は壊滅的な被害を受けた。その後、錦城一帯を支配下に置いたワンゴンは、さらに錦城山城に立てこもったスダルを討つため、ホン・ユを先鋒にして攻撃を開始した。
【第59話「山城の戦い」】
ホン・ユらは、スダルのいる錦城(クムソン)山城に攻め込むが、鉄壁の守りに城を落とせず、退却を余儀なくされる。ワンゴンは、ユ・グムピルら三副将を先鋒に立て、再びスダルを攻めさせた。 そのころ、松嶽(ソンアク)では、クンイェがアジテを連れて再び鉄円(チョルオン)へ視察に訪れていた。その間に、ホウォルの推薦を受けた学者パク・ユがチョンガンのもとに現れ、太子たちの師匠となる。 一方、ユ・チョングンはワン・ピョンダルを訪ね、娘のプヨンとワンゴンとの縁談を申し出る。
【第60話「浣紗泉の告白」】
ユ・グムピルらの総攻撃で、ついにスダルの守る山城が陥落し、ワンゴンの錦城(クムソン)上陸作戦は成功を収める。錦城領内を案内して回るトヨンは、浣紗泉(ワンサチョン)のほとりでワンゴンに思いを打ち明ける。ワンゴンはすでにプヨンと婚約した事実を話すが、トヨンは錦城維持のために必要な結婚だと言い…。 一方、錦城陥落の知らせを受け、武珍州(ムジンジュ)へと向かっていたキョンフォンの前にスダルが現れ、敗戦をわびて自決を願い出るが、キョンフォンはスダルを許し、錦城奪還を誓う。
【第01話~第10話】 【第11話~第20話】 【第21話~第30話】 【第31話~第40話】
【第41話~第50話】 【第51話~第60話】 【第61話~第70話】 【第71話~第80話】
【第81話~第90話】 【第91話~第100話】 【第101話~第110話】 【第111話~第120話】
【第121話~第130話】 【第131話~第140話】 【第141話~第150話】 【第151話~第160話】
【第161話~第170話】 【第171話~第180話】 【第181話~第184話(最終回)】
太祖王建【第41話~第50話】あらすじ
- 2014/03/25 (Tue)
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【第41話「初夜」】
ワンゴンの必死の助けもむなしく、ミヒャンは炎の中で命を落とした。まさにその時、溟州(ミョンジュ)の寺院に預けられていたミヒャンの息子が、連れられて来る。あまりにも悲劇的なミヒャンの運命に、クンイェは大きな動揺を覚えた。初めて人間の感情に触れたクンイェは、ついにヨンファと一夜の契りを交わした。
一方、新羅のキム・ヒョジョンに大敗を喫したキョンフォンは、ようやく大耶(テヤ)城からの撤兵を決意し、重い足取りで完山州(ワンサンジュ)へと帰還する。
【第42話「父の肖像」】
ミヒャンの一件以来、絶対的な弥勒(みろく)の存在から解き放たれ、一人の人間としての心に目覚め始めたクンイェは、ヨンファに対して愛情が生まれたと、ワンゴンに正直な気持ちを告白する。
そのころ、完山州(ワンサンジュ)に戻ったキョンフォンは、再起を誓うとともに、ヌンファンを軍事から遠ざけた。
一方、クンイェは、ホウォルの勧めで浮石寺を訪れていた。しかし、実父である新羅の景文(キョンムン)王の肖像が法堂に掲げられているのを見て、クンイェは怒りのあまりその肖像画の胸を剣で刺す。
【第43話「酒宴」】
クンイェは「新羅は滅ぶべき国」と言い放ち、新羅に対する敵意をあらわにする。一方のワンゴンは、クンイェの突き刺した景文(キョンムン)王の肖像画の剣を抜き取った。
そのころ、テジュドグムに思いを寄せるパク・スリは、彼女の父アジャゲの誕生日に、豪華な贈り物を準備して祝いに出向いていた。パク・スリの誠意と、見た目に反して学識も深いところに、アジャゲ夫妻は心を許し、時同じくして訪れたキョンフォンの祝賀使節もそっちのけで酒宴を開き、彼を歓迎した。
【第44話「深夜の散策」】
夜、なかなか寝付けずにいたヨンファが辺りを散歩していると、偶然ワンゴンに出会う。そこに、やはり眠れず散歩に出てきたクンイェが現れるが、居合わせたユ・チョングンの助けで事は大きくならずに済んだ。 そのころ、後百済では、キョンフォンの側室コビの懐妊が明らかになり、パク氏の怒りはさらに増していた。 一方、忠州(チュンジュ)を発ち、巡行の旅も終わりに近づいたクンイェの前に、清州(チョンジュ)のアジテと熊州(ウンジュ)のイ・チが現れる。アジテはクンイェに、"大東方国"の夢を力説し…。
【第45話「大東方国」】
領内巡行の旅を終え、松嶽(ソンアク)に戻ったクンイェは、ワンゴンを将軍職から解任し、休息を与えた。ワンゴンはこれを、三国統一に向けて何かを準備せよ、というクンイェの意図だと悟り、熊州(ウンジュ)から上京してきたイ・チとともに、停滞しつつある戦況の打開策を練り始める。 一方、クンイェは、アジテの語った"大東方国"の夢に大いなる期待を抱き、高麗という名前を捨てるべきだと公言して、アジテを松嶽(ソンアク)に呼び寄せた。しかし、チョンガンは、新たな危機の到来に頭を抱えていた。
【第46話「遠大な作戦」】
クンイェに取り入ったアジテは、国号を摩震(マジン)と改正し、旧高句麗勢力を遠ざけるよう進言するが、この動きにパク・チユンらは戦々恐々とする。 一方、イ・チとの対談中に西南海への侵攻作戦を思いついたワンゴンは、現地の状況に詳しいユ・チョングンを訪ね協力を要請した。 そのころ、西南海の豪族オ・ダリンやチョンネらは、日増しに厳しくなる重税に耐えかねて、キョンフォンにその貧困ぶりを訴えるが、逆にキョンフォンに一喝されてしまう。
【第47話「懐妊」】
クンイェから遷都の計画を聞いたワンゴンは、民の負担が大きいと反対するが、クンイェはあくまで遷都を推し進めようと熱弁を振るっていた。 そんな中、ヨンファが双子を懐妊したことが明らかになる。この懐妊により、ワンゴンとの縁は完全に切れたと判断したユ・チョングンは、西南海侵攻作戦への全面協力に加え、娘のプヨンを託したい、とワンゴンに持ちかけた。 一方、大耶(テヤ)城での敗戦から立ち直った後百済では、再び新羅を討つ準備が着々と進められていた。
【第48話「チャン・ボゴの宝剣」】
錦城(クムソン)上陸作戦に向けて、貞州では大規模な戦艦建造が始まる。チャン・ボゴの家臣の子孫である西南海の豪族オ・ダリンを味方につけるため、ユ・チョングンは唐で入手したチャン・ボゴの宝剣をワンゴンに預けた。
同時に、ユ・チョングンは、ワンゴンが貞州に滞在する間の身の回りの世話を娘のプヨンに命じ、二人の縁を取り持とうとしていた。ワンゴンは困惑するが、プヨンはワンゴンを慕っていると告白する。
そんな中、ヨンファの出産が始まり…。
【第49話「不幸な子供たち」】
ヨンファは難産の末に双子の男子を出産する。一方、後百済でも、キョンフォンの側室コビが男子を出産した。
そんな中、ワンゴンは、西南海の豪族オ・ダリンと錦城(クムソン)の長官チョンネを抱き込むため、チャン・ボゴの宝剣とトソン秘記を預け、イ・チとワン・シンニョム、そしてピョン師父を現地に侵入させる。
そのころ、新羅侵攻の準備を進める後百済では、チェ・スンウの提案によって、後方守備のため錦城に残ることになったスダルが、不満を露わにしていた。
【第50話「深まる溝」】
無事に後百済領内に入ったワン・シンニョムら一行は、まずトソンが生前に留まっていた玉龍寺に向かい、ワンゴンから預かったトソン秘記を住職に見せて、西南海の豪族との仲立ちを頼む。
そのころ、ヌンファンは、大耶(テヤ)城の侵攻以来、ぎくしゃくしていたチェ・スンウと仲直りしようとするが、ちょっとした誤解からかえって溝を深めてしまう。
一方クンイェは、遷都計画を巡ってアジテと真っ向から対立するチョンガンに、邪魔をするのは許さないと釘を刺した。
【第01話~第10話】 【第11話~第20話】 【第21話~第30話】 【第31話~第40話】
【第41話~第50話】 【第51話~第60話】 【第61話~第70話】 【第71話~第80話】
【第81話~第90話】 【第91話~第100話】 【第101話~第110話】 【第111話~第120話】
【第121話~第130話】 【第131話~第140話】 【第141話~第150話】 【第151話~第160話】
【第161話~第170話】 【第171話~第180話】 【第181話~第184話(最終回)】
ワンゴンの必死の助けもむなしく、ミヒャンは炎の中で命を落とした。まさにその時、溟州(ミョンジュ)の寺院に預けられていたミヒャンの息子が、連れられて来る。あまりにも悲劇的なミヒャンの運命に、クンイェは大きな動揺を覚えた。初めて人間の感情に触れたクンイェは、ついにヨンファと一夜の契りを交わした。
一方、新羅のキム・ヒョジョンに大敗を喫したキョンフォンは、ようやく大耶(テヤ)城からの撤兵を決意し、重い足取りで完山州(ワンサンジュ)へと帰還する。
【第42話「父の肖像」】
ミヒャンの一件以来、絶対的な弥勒(みろく)の存在から解き放たれ、一人の人間としての心に目覚め始めたクンイェは、ヨンファに対して愛情が生まれたと、ワンゴンに正直な気持ちを告白する。
そのころ、完山州(ワンサンジュ)に戻ったキョンフォンは、再起を誓うとともに、ヌンファンを軍事から遠ざけた。
一方、クンイェは、ホウォルの勧めで浮石寺を訪れていた。しかし、実父である新羅の景文(キョンムン)王の肖像が法堂に掲げられているのを見て、クンイェは怒りのあまりその肖像画の胸を剣で刺す。
【第43話「酒宴」】
クンイェは「新羅は滅ぶべき国」と言い放ち、新羅に対する敵意をあらわにする。一方のワンゴンは、クンイェの突き刺した景文(キョンムン)王の肖像画の剣を抜き取った。
そのころ、テジュドグムに思いを寄せるパク・スリは、彼女の父アジャゲの誕生日に、豪華な贈り物を準備して祝いに出向いていた。パク・スリの誠意と、見た目に反して学識も深いところに、アジャゲ夫妻は心を許し、時同じくして訪れたキョンフォンの祝賀使節もそっちのけで酒宴を開き、彼を歓迎した。
【第44話「深夜の散策」】
夜、なかなか寝付けずにいたヨンファが辺りを散歩していると、偶然ワンゴンに出会う。そこに、やはり眠れず散歩に出てきたクンイェが現れるが、居合わせたユ・チョングンの助けで事は大きくならずに済んだ。 そのころ、後百済では、キョンフォンの側室コビの懐妊が明らかになり、パク氏の怒りはさらに増していた。 一方、忠州(チュンジュ)を発ち、巡行の旅も終わりに近づいたクンイェの前に、清州(チョンジュ)のアジテと熊州(ウンジュ)のイ・チが現れる。アジテはクンイェに、"大東方国"の夢を力説し…。
【第45話「大東方国」】
領内巡行の旅を終え、松嶽(ソンアク)に戻ったクンイェは、ワンゴンを将軍職から解任し、休息を与えた。ワンゴンはこれを、三国統一に向けて何かを準備せよ、というクンイェの意図だと悟り、熊州(ウンジュ)から上京してきたイ・チとともに、停滞しつつある戦況の打開策を練り始める。 一方、クンイェは、アジテの語った"大東方国"の夢に大いなる期待を抱き、高麗という名前を捨てるべきだと公言して、アジテを松嶽(ソンアク)に呼び寄せた。しかし、チョンガンは、新たな危機の到来に頭を抱えていた。
【第46話「遠大な作戦」】
クンイェに取り入ったアジテは、国号を摩震(マジン)と改正し、旧高句麗勢力を遠ざけるよう進言するが、この動きにパク・チユンらは戦々恐々とする。 一方、イ・チとの対談中に西南海への侵攻作戦を思いついたワンゴンは、現地の状況に詳しいユ・チョングンを訪ね協力を要請した。 そのころ、西南海の豪族オ・ダリンやチョンネらは、日増しに厳しくなる重税に耐えかねて、キョンフォンにその貧困ぶりを訴えるが、逆にキョンフォンに一喝されてしまう。
【第47話「懐妊」】
クンイェから遷都の計画を聞いたワンゴンは、民の負担が大きいと反対するが、クンイェはあくまで遷都を推し進めようと熱弁を振るっていた。 そんな中、ヨンファが双子を懐妊したことが明らかになる。この懐妊により、ワンゴンとの縁は完全に切れたと判断したユ・チョングンは、西南海侵攻作戦への全面協力に加え、娘のプヨンを託したい、とワンゴンに持ちかけた。 一方、大耶(テヤ)城での敗戦から立ち直った後百済では、再び新羅を討つ準備が着々と進められていた。
【第48話「チャン・ボゴの宝剣」】
錦城(クムソン)上陸作戦に向けて、貞州では大規模な戦艦建造が始まる。チャン・ボゴの家臣の子孫である西南海の豪族オ・ダリンを味方につけるため、ユ・チョングンは唐で入手したチャン・ボゴの宝剣をワンゴンに預けた。
同時に、ユ・チョングンは、ワンゴンが貞州に滞在する間の身の回りの世話を娘のプヨンに命じ、二人の縁を取り持とうとしていた。ワンゴンは困惑するが、プヨンはワンゴンを慕っていると告白する。
そんな中、ヨンファの出産が始まり…。
【第49話「不幸な子供たち」】
ヨンファは難産の末に双子の男子を出産する。一方、後百済でも、キョンフォンの側室コビが男子を出産した。
そんな中、ワンゴンは、西南海の豪族オ・ダリンと錦城(クムソン)の長官チョンネを抱き込むため、チャン・ボゴの宝剣とトソン秘記を預け、イ・チとワン・シンニョム、そしてピョン師父を現地に侵入させる。
そのころ、新羅侵攻の準備を進める後百済では、チェ・スンウの提案によって、後方守備のため錦城に残ることになったスダルが、不満を露わにしていた。
【第50話「深まる溝」】
無事に後百済領内に入ったワン・シンニョムら一行は、まずトソンが生前に留まっていた玉龍寺に向かい、ワンゴンから預かったトソン秘記を住職に見せて、西南海の豪族との仲立ちを頼む。
そのころ、ヌンファンは、大耶(テヤ)城の侵攻以来、ぎくしゃくしていたチェ・スンウと仲直りしようとするが、ちょっとした誤解からかえって溝を深めてしまう。
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