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韓国ドラマ情報

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太祖王建【第131話~第140話】あらすじ

【第131話「皇帝同士の戦い」】
曹物(チョムル)城の戦いから1年―。再戦に向けて準備を進めてきたキョンフォンは、皇帝同士の正々堂々たる戦いを期待し、ワンゴン自ら参戦するよう求める親書と絶影島(チョリョンド)の名馬を持たせてクムガンを使者に送った。キョンフォンの挑戦を受けたワンゴンは、皇后らの反対を押して自ら曹物城に向けて出陣するが、その途中で疫病に襲われた村を発見する。ワンゴンは、すぐさま原因を医師らに調べさせるが、そんな中、テピョンが疫病で苦しみ出し…。

【第132話「薬を探せ」】
高麗と後百済の両陣営で疫病が広がり、1日に何百人もの兵士が命を落としてゆくが、初めて接する疫病に医師たちは手も足も出ずにいた。
そんな中、後百済陣営ではクムガンが疫病に倒れ、キョンフォンは息子の命を救うべく必死に神に祈る。翌朝、薬を探して川辺を歩いていた従軍医師のフンギョムは、謎の老人から高熱にはミミズが効くという話を聞き、ついに薬を手に入れた。
一方の高麗陣営では、テピョンが疫病で命を落としてしまう。

【第133話「宿敵の再会」】
無駄な戦闘を避け、実利を取ることを勧めたチェ・スンウは、高麗軍の退路を断ったうえで、自ら高麗陣営に使節として出向く。チェ・スンウの到来を知ったチェ・ウンは、病身を押してチェ・スンウとの和議交渉に臨むが、多くの武将たちの反対もむなしく、10歳年下のワンゴンがキョンフォンに対して尚父の礼を尽くすことが決まる。チェ・ウンはワンゴンに非礼をわびたうえで、後百済陣営に出向いてキョンフォンに、尚父と呼ぶことを約束する。

【第134話「恥辱」】
ユ・グムピルをはじめとする武将たちは、チェ・ウンの恥辱的な交渉の結果を非難するが、ワンゴンはそんな武将たちをなだめつつ、後百済陣営を訪れ、キョンフォンに尚父の礼を尽くす。キョンフォンもワンゴンを弟と呼んで歓迎し酒宴を催す。宴席で高麗の武将たちが意気消沈するなか、チェ・スンウはチェ・ウンに薬茶を振る舞う。高麗と後百済は、それぞれワン・シンとチノを人質として交換して和議を結び、後百済から高麗陣営に薬を送った。

【第135話「解決策」】
チェ・ウンの断食を知り、初めは彼を非難していた武将たちも態度を変え、ワンゴンの強い説得によって、ようやくチェ・ウンは朝廷に復帰した。
後百済が新羅への侵攻を着々と準備しているにも関わらず、高麗が何も手を打てずにいることをもどかしく思う武将や文臣らに対してチェ・ウンは、後百済から来ている人質のチノを殺害し、ワン・シンが死ねば、この行き詰まった状況を打開できると説明する。

【第136話「さらば弟よ」】
チェ・ウンからチノの殺害を示唆されたユ・グムピルらは、悩んだ末に、ワン・シンの兄でチノを預かっているワン・シンニョムに相談を持ちかける。弟一人の命が高麗再建のために役に立つと悟ったワン・シンニョムは、さっそく酒席にチノを呼び、その場でチノを毒殺する。高麗軍の再起がワン・シンの命と直結していることに危機感を感じるワンゴンは、チノの死に驚がくするが、周囲は持病による急死と処理をして、後百済にチノの急死を伝えた。

【第137話「崩れた和平」】
チノの急死を知って驚がくするキョンフォンは、ひとまずワン・シンを捕らえ、高麗から
遺体が到着するのを待つとともに、新羅につながる各戦線へシンゴムやクムガンら太子た
ちを送った。しかし、それに関連してヌンファンが世継ぎの問題を持ちかけ、キョンフォ
ンの怒りを買ってしまう。
そんな中、チノの遺体が到着し、検死の結果、毒殺と判明する。チェ・スンウの説得も聞
き入れず、キョンフォンはワン・シンの処刑を決めるが、ワン・シンは自ら命を絶つ。

【第138話「偽計」】
ワン・シンの貴い犠牲をもとに、ついに高麗は長い沈黙を破って龍州(ヨンジュ)と大耶(テヤ)城へと出陣する。一方の後百済軍も、龍州にクムガンを、大耶城にシンゴムをそれぞれ送るが、シンゴム軍には皇帝の軍旗を持たせて、あたかもキョンフォンが大耶城にいるように見せかけ、そのすきにキョンフォンの本軍は、後百済と密通した新羅の豪族たちの領地を抜けて高鬱府(コウリョン)城へと進軍する。大耶城に入ったシンゴムは、油断の隙にキム・ラク軍に大敗を喫してしまう。

【第139話「真の狙い」】
龍州(ヨンジュ)に駐屯中のクムガンは、大耶(テヤ)城陥落の報告を受けて大耶城救援に向かうが、その途中でペ・ヒョンギョンらの軍の奇襲を受ける。
一方、新羅の景哀王(キョンエワン)は、大耶城陥落を祝って酒宴を催していた。生涯をかけて手に入れた大耶城がわずか一夜で高麗に奪われ、さらには龍州までもが敵の手に落ちたと知って、落胆を隠せないキョンフォンだが、「小事を捨てて大事を取れ」というチェ・スンウの勧めに応じて、ついに徐羅伐(ソラボル)への玄関、高鬱府(コウリョン)城に到着する。

【第140話「最後の関門」】
少ない軍勢で予想外の抵抗を見せる高鬱府(コウルブ)城だが、後百済軍との圧倒的な兵力差の前に、ついに高鬱府城は陥落する。酒宴に興じていた景哀王(キョンエワン)のもとに、高鬱府城陥落の伝令が急行するが、後百済に内通するユ・ヨムらによって情報は遮断されてしまう。
一方、ワンゴンのもとにも、キョンフォンの徐羅伐(ソラボル)進撃が伝えられる。徐羅伐に至ったキョンフォンは、新羅最後の忠臣キム・ユルが守る月城をも陥落させ、ついに新羅王宮の門をくぐる。

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第161話~第170話】 【第171話~第180話】 【第181話~第184話(最終回)

太祖王建【第121話~第130話】あらすじ

【第121話「動き出した百済」】
平壌(ピョンヤン)へ向かうワンゴンの前に、北方部族の首長らを従えたユ・グムピルが現れた。
一方、後百済では、キョンフォンが大耶(テヤ)城へと進撃するとともに、尚州(サンジュ)一帯の掌握のため、ヌンファンやシンゴムらを戦略的要地である碧珍郡へと派遣していた。後百済の動きを知ったワンゴンは、すぐさま親書と援軍を碧珍郡の城主イ・チョンオンのもとに送るが、イ・チョンオンは知略を用い、シンゴムの軍勢を手玉に取る。

【第122話「待望の大耶城」】
シンゴム軍の攻撃を少ない兵力で撃退したイ・チョンオンは、ワンゴンの親書に応えて高麗に帰服することを決める。
一方、二度にわたるキョンフォンの猛攻を退けた大耶(テヤ)城だったが、新羅が高麗に援軍要請の使者を出すも空しく、エスルの潜入作戦と1万にもおよぶキョンフォン軍の前に、ついに陥落してしまう。余勢を駆って周辺地域に進撃するキョンフォンだが、シンゴム敗戦の知らせに激怒し、何としても碧珍郡城を落とすよう厳命を下した。

【第123話「正胤問題」】
第二夫人オ氏の父オ・ダリョンは、パク・スリらと会合の席を設け、オ氏の息子ムが次期皇帝である正胤(せいいん)の座に就けるよう働きかける。この動きを察知した第三夫人スインの父ユ・グンダルは、朝廷の元老たちと接触を図り、正胤決定は慎重を期すよう主張した。 一方、高麗援軍の接近を知ったキョンフォンは、これ以上の進撃を中止して、完山州(ワンサンジュ)へ帰還することを決定するが、いまだ碧珍郡城を落とせずにいるシンゴムに対し怒りを露わにする。

【第124話「不和」】
キョンフォンの厳命にシンゴムは、残った500人あまりの兵力で碧珍郡城を攻撃する。しかし、イ・チョンオンはわざと退却して誘引策を用い、シンゴム軍を全滅させる。シンゴムの敗戦にキョンフォンは憤慨するが、ヌンファンはキョンフォンの怒りをチェ・スンウがあおっていると不満を抱く。
一方、高麗朝廷では後継者問題が公論化される。この問題は後回しにすると宣言したワンゴンだが、二人の太子で悩むワンゴンに、チェ・ウンは長子優先を勧めた。

【第125話「四分五裂」】
ワンゴンが若いころ唐へ渡ったトソンの弟子キョンボが、羅州(ナジュ)の港に留学を終えて帰国した。トソンの予言通りワンゴンが皇帝になったことに驚くキョンボは、その足で玉龍寺に向かった。
そのころ、高麗朝廷では、パク・スリをはじめとするワンゴンの義弟たちが、オ氏の息子ムを正胤(せいいん)に推していた。一方、羅州勢力の台頭を危惧する元老や功臣らは、スインの息子テが正胤候補となれる年齢まで問題の先送りを提案、議論は四分五裂の様相を呈する。

【第126話「キョンボの答え」】
キョンボのもとを訪れたチェ・ウンは、彼を高麗に迎えようとするが、キョンボはこの地に自分の果たすべき役割がある、と告げる。そして、時を同じくして訪れたキョンフォンの、三顧の礼を尽くして国師に迎えたいという申し出を受け、キョンボは後百済領内に留まることを決めた。
一方、ワンゴンの静かな怒りに大いに反省した高麗の臣下一同は、二度と正胤(せいいん)問題に触れないことを誓う。
そんな中、数日前から病を患っていたスインの息子テの容態が急変し…。

【第127話「夭折」】
テの急死に嘆き悲しむスインは、オ氏が数日前から法堂で祈祷(きとう)していた事実を知って、その内容を調べさせた。ワンゴンも、これ以上正胤(せいいん)問題を先送りにするのは得策ではないと、オ氏の息子ムを正胤に決定するとともに、悲しみに暮れるスインのもとを訪れ慰めた。
一方、キョンフォン一行を送り出すにあたってキョンボは、シンゴムに対して孝行を尽くすよう、クムガンに対して謙遜を学ぶよう忠告する。

【第128話「戦雲再び」】
大規模な戦闘を休止して内政を充実させ、数年後がたった924年夏―。後百済のキョンフォンは、ついに新羅に向けて挙兵し、自ら大耶(テヤ)城に駐留しながら、高麗の動きをけん制するため、シンゴムら太子たちを曹物(チョムル)城に送った。これを知った高麗も、成長した太子ムを総司令官として曹物城に出陣する。
一方、チェ・ウンの推薦により、占術にたけた若者が王宮を訪ねて来た。ワンゴンは、沙火鎮(サファジン)で見た夢を「三国統一の啓示」と解いた彼に、チェ・ジモンの名前を与える。

【第129話「曹物城の戦い」】
曹物(チョムル)城で、高麗と後百済の太子同士の対決が始まった。一進一退の攻防戦が続き、初戦はどうにか高麗の太子ムが勝利を収めるが、高麗の軍事力を確認した後百済は、ヨンゴムを高麗の陣中に送り込んでムを挑発する。ムは、パク・スリが引き留めるのも聞かず挑発に応じてしまい、敵の誘引策に引っかかり、救出に入ったチャン首将とエソンが戦死する。
一方、ワンゴンは、ムが正胤(せいいん)となったことで、ムの母オ氏を空席となっていた皇后に冊封(さくほう:王者が冊書をもって領土を諸侯に分け与え、統治させること)する。

【第130話「失った目」】
矢が目に刺さって倒れたクムガンは、自ら眼球を飲み込み、なおも戦い続けようとするが、シンゴムは退却を命じ、こうして曹物(チョムル)城の戦いは高麗の辛勝で終わった。キョンフォンは、クムガンが片目を失ったことに驚き悲しみ、敗戦の責任をクムガンになすりつけようとしたシンゴムに怒りをぶつけた。
一方、弔問のため新羅を訪れたチェ・ウンとワン・ギュは、朝廷の大臣たちが親高麗派と親後百済派に分かれ、対立している様子を目の当たりにする。

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太祖王建【第111話~第120話】あらすじ

【第111話「新たな世」】
ついにクンイェを倒して王位に就いたワンゴンは、鉄円(チョルオン)で即位し国号を高麗、年号を天授と定めた。新たな官職を定め、徳で民を統治することを宣言したワンゴンだが、クンイェの忠臣だったファン・ソンギルや、鉄円の都建設に尽力した清州(チョンジュ)勢力の長であるイム・チュンギルらは、自分たちに対する評価が低いことに不満を抱き始める。
一方、後百済のキョンフォンは、これまで自分たちを苦しめてきたワンゴンが王位に就いたことを不安に感じ…。

【第112話「反発」】
クンイェの功臣だった溟州(ミョンジュ)城主キム・スンシクの反発に、ワンゴンはホウォルを派遣して説得に努める。
そんな中、クンイェの暴政に失望して行方をくらませていたパク・ユがワンゴンのもとに現れた。太子の師匠となったパク・ユは、時機を見て松嶽(ソンアク)へ遷都することを勧める。
一方、皇后となったユ氏は病気がちになり、第二夫人オ氏と第三夫人スインとの間には、宮廷内の序列や王位継承問題をめぐって、対立の火花が見え隠れし始めた。

【第113話「清州の挙兵」】
清州(チョンジュ)でソンジャンが挙兵したとの知らせを受けたワンゴンは、臣下たちの勧めによりユ・グムピルとホン・ユを向かわせた。時期尚早な挙兵に焦ったイム・チュンギルは、ソンジャンに密書を送るが、その密書が途中でポク・チギョムの手に渡ってしまう。
そんな中、イ・フナムに代わり尚州(サンンジュ)に赴任したパク・スリは、アジャゲが危篤状態にあることを知る。後百済のキョンフォンも、アジャゲの危篤を知って対策を講ずる一方、高麗に祝賀使節を送る。

【第114話「反乱鎮圧」】
ミンハプら後百済の送った祝賀使節を迎えるため、皇宮の警備が手薄になった瞬間を狙って、ファン・ソンギルが謀反を起こすが、ポク・チギョムらの働きによって未然に防がれる。
一方、清州(チョンジュ)の討伐に向かったホン・ユも、イム・チュンギルが派遣した援軍の振りをして潜り込み、ソンジャンらを制圧する。臣下らの強い勧めによって、ワンゴンがついにイム・チュンギルを処刑する決断を下すと、後百済の間者であったトウもその正体を現す。

【第115話「苦渋の決断」】
皇后の命を救うべきだというチェ・ウンらの訴えを退けて、ワンゴンは国益を優先し、幻の人参をアジャゲのために使うことを決断する。ユ氏が療養のため皇宮を去ると、空白となった皇后の座をめぐって、オ氏とスインとの争いが再燃し始めた。
一方、パク・ユにワンの姓を与えたワンゴンは、過日の革命における論功を済ませるとともに、ヨムサンやワン・シンニョムらを平壌(ピョンヤン)に派遣して、かつてクンイェが推進していた北伐を再開する。

【第116話「幻の人参」】
パク・スリが幻の人参を持ってアジャゲのもとを訪れた。にわかには本物の霊草と信じがたいというアジャゲの家族の声に、医師の下人を装って同行したチェ・ウンは、後百済の医師に鑑定を依頼するが、後百済の医師は断定を避けた。
そのころ、鉄円(チョルオン)の皇宮内でクンイェの赤子が発見されるが、ワンゴンはこれを助ける。
一方、幻の人参を使うことを決意したアジャゲに対しパク・スリは、もしこの人参で病気が治ったら一緒に高麗へ行こうと提案するが…。

【第117話「奇跡の回復」】
ついに幻の人参を煎じた薬湯が完成するが、服用したアジャゲの身体が激しい反応を起こし、パク・スリらは投獄されてしまう。
そのころ、スインが男児を出産し、オ氏とスインとの間に王位継承をめぐる対立が影を落とし始める。
一方、後百済からチェ・スンウとシンゴムらが、ようやく見つけた500年物の人参を持って、アジャゲのもとを訪れた。しかし、パク・スリの人参のおかげですでに回復していたアジャゲは、チェ・スンウらを追い返してしまう。

【第118話「重い決意」】
奇襲に失敗したイ・フナムは自害するが、毒矢を受けたチャンイルも戦死する。無事に鉄円(チョルオン)の皇宮に到着したアジャゲ一行は、高麗の臣下一同から盛大な歓迎を受けた。
その夜、パク・スリの一途な想いにようやく心を開いたテジュドグムだったが、兄のキョンフォンに恥をかかせることはできないと、出家してしまう。
一方、建国初期の騒乱を全て抑え、国家運営も軌道に乗りだしたワンゴンは、松嶽(ソンアク)に遷都を行うと同時に、八関会の儀式を執り行う。

【第119話「テジュの涙」】
奇襲に失敗したイ・フナムは自害するが、毒矢を受けたチャンイルも戦死する。無事に鉄円(チョルオン)の皇宮に到着したアジャゲ一行は、高麗の臣下一同から盛大な歓迎を受けた。
その夜、パク・スリの一途な想いにようやく心を開いたテジュドグムだったが、兄のキョンフォンに恥をかかせることはできないと、出家してしまう。
一方、建国初期の騒乱を全て抑え、国家運営も軌道に乗りだしたワンゴンは、松嶽(ソンアク)に遷都を行うと同時に、八関会の儀式を執り行う。

【第120話「古都回復」】
919年1月、ワンゴンは松嶽(ソンアク)への遷都を果たした。景明(キョンミョン)王の代になり国運がすっかり傾いた新羅は、激しい議論の末、後百済からの圧力に対抗するため、高麗と友好関係を結ぼうと使者を派遣する。一方の後百済も、大耶(テヤ)城への侵攻を準備するとともに、高麗の情勢を探るためコンダルらを使者として送った。
そんな中、北方巡行のため平壌(ピョンヤン)へ向かっていたワンゴンは、見事な弓の腕前を披露したヌンサンをたたえて、シン・スンギョムの名前を授けた。

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太祖王建【第101話~第110話】あらすじ

【第101話「弥勒と罪人」】
クンイェは尋問の末、キジョンとヌンダル、そしてカン長者を殺害する。一方、イム・チュンギルはその席で、ワンゴンこそ謀反の首謀者と告発する。クンイェは、その場でこそ取り合わなかったものの、徐々にワンゴンを疑い始めていた。
父親の死を知って嘆くヨンファだったが、同時にクンイェの子どもを再び身ごもったことが分かり、二重の苦しみに襲われる。
そのころ、キョンフォン率いる後百済軍は、大耶(テヤ)城で老将たちが率いる新羅軍と対峙(たいじ)していた。

【第102話「悪夢の日」】
クンイェは、ヨンファとワンゴンの仲を本格的に疑い始め、その疑いの矛先はさらに二人の太子にまで向けられる。そんなワンゴンを危機から救うため、オ氏は手紙を送り、羅州(ナジュ)へ来るよう勧める。
一方、後百済のキョンフォンは、15年前の雪辱を果たすため、ついに大々的な大耶(テヤ)城攻撃を敢行した。しかし、新羅軍の決死の守りに苦戦を強いられたうえ、シンゴム、ヤンゴムらの軍勢が誘引策にかかり、攻撃を受けたチュ・ホジョが戦死する。

【第103話「再び羅州へ」】
ヨンファはワンゴンに、クンイェを退けて王位に就くよう進言する。ワンゴンは冷静に対処するが、その話をウンブの手下に聞かれ、チョンガンらの耳に入ってしまう。
そんな中、ワンゴンは大勢の人々に見送られながら、羅州(ナジュ)へと向かう。長らく尚州(サンジュ)にいたパク・スリも、アジャゲ夫妻の慰留を受けつつ、ワンゴンに合流するため羅州へと向かった。
一方、ヨンファがワンゴンに王位を勧めたことを知ったクンイェは、ヨンファが乱心したと憤り…。

【第104話「罵倒」】
謀反事件の徹底的な再調査に取りかかったウンブは、カン長者の養子を捕らえ、さらにヨンファの周辺人物やワンゴンの召喚について許可を求めるが、クンイェは、ヨンファの出産までは尋問を控えるよう命じる。
ポク・チギョムをはじめとする臣下たちは、いよいよヨンファとワンゴンの身が危ないと緊張を隠せずにいた。
そんな中、クンイェは、最後に情けをかける余地を探そうと、ヨンファと面会するが、ヨンファはクンイェに対して「悪魔」とののしり…。

【第105話「選択の岐路」】
内軍のチャンイルが羅州(ナジュ)へ出向き、ワンゴンの召喚令を伝える。周囲の武将たちは猛反対するが、大事を成し遂げるためには大きな所に行くべきというヒョンミの言葉に従い、ワンゴンはヌンサンを連れて鉄円(チョルオン)へと向かう。
そんな中、ポク・チギョムやペ・ヒョンギョン、ホン・ユらが集まり、ワンゴンの安否や国の将来を憂慮して、話し合いをする。
そして、ついにヨンファの尋問が開始された。ヨンファの罪状が述べられる中、ワンゴンが遅れて尋問場に到着する。

【第106話「絶体絶命」】
命乞いを拒否したヨンファはついに処刑され、二人の太子たちもクンイェによって殺害される。続けてクンイェは、謀反を企てたかどうか弥勒観心法でワンゴンを鑑定した。絶体絶命の危機に陥ったワンゴンだが、チェ・ウンの助言に従って罪を認めると、クンイェはその潔さに免じてワンゴンの罪を許した。
ポク・チギョムやヌンサンらが革命に言及し始める中、ヒョンミは山に捨てられたヨンファらの遺体をひつぎに納め、葬列を作って街を練り歩いた。

【第107話「決意の時」】
あの葬列は泰封(テボン)国の葬列だと言い、自らも死を決意するヒョンミ。民心を憂慮するチョンガンに対し、クンイェはヒョンミの処刑を命じた。
一方、革命の意志を固めたポク・チギョムらは、関係各所に協力を要請したり、内軍のチャンイルを抱き込むなどの工作活動を開始する。しかしワンゴンは、決断を求めるヌンサンに対して、臣下としての道理を尽くすべきだと反対した。
そんな中クンイェは、平壌(ピョンヤン)遷都という無謀な計画を立て、帝国の再出発を目指すが…。

【第108話「古鏡讖文」】
ポク・チギョムらの主導で、軍事訓練を装った革命の準備が行われる中、ついにヒョンミが大勢の民に見守られながら処刑される。
一方チョンガンは、ワンゴンが王になるという予言をつづった古鏡讖文(しんぶん:予言を記した文書)を偽造して、ワンゴンを陥れようとする。しかし、危険を察知したチェ・ウンは禁書省の学者らと謀議し、正反対に解釈した内容をクンイェに報告した。
そんな中、侍中への復職を伝えられたワンゴンは、クンイェと酒を酌み交わしながら涙を流す。

【第109話「天命」】
チョンガンは、チェ・ウンの裏切りを責めるが、チェ・ウンは堂々と反論する。
一方、大規模な軍事訓練にも関わらず、報告が滞っていることに疑念を抱いたウンブは、内軍のクムデらを偵察に向かわせた。一刻の猶予もないと悟ったヌンサンやポク・チギョムらは、ワンゴンのもとを訪れ説得する。かたくなに拒むワンゴンだったが、話を聞いたユ氏がよろいを持って現れ、天の意志と民の望みを受け入れるよう諭すと、ついにワンゴンは決意して立ち上がる。

【第110話「クンイェ帝国の最期」】
918年6月、ついにワンゴンが革命を起こした。革命軍を率いて皇宮を占領したワンゴンは、新たな君主として万歳の唱和を受けながら玉座に就く。最期を覚悟して独り皇宮内に残っていたチョンガンは、ワンゴンらの見守る中、自ら命を絶った。
一方、ウンブらと共に北門から逃亡したクンイェは、ホン・ユたちの軍勢に追われ、鳴声山(ミョンソンサン)の山中で包囲される。知らせを受けたワンゴンは鳴声山に出向き、そこでクンイェとの対面を果たす。

第01話~第10話】 【第11話~第20話】 【第21話~第30話】 【第31話~第40話
第41話~第50話】 【第51話~第60話】 【第61話~第70話】 【第71話~第80話
第81話~第90話】 【第91話~第100話】 【第101話~第110話】 【第111話~第120話
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太祖王建【第91話~第100話】あらすじ

【第91話「さらなる野望」】
アジテは、クンイェに軍事指揮権を司る部署の創設を依頼し、配下のイム・チュンギルをその長に推薦したほか、職制の変更に便乗して多くの清州(チョンジュ)人を朝廷に入れ、勢力の拡大を図っていた。ヨンファは、そんなアジテとしきりに接触を繰り返す父・カン長者をいさめようとする。しかし、カン長者は自分たちが生き残るためには仕方のないこと、と言い張って忠告を受け入れない。
そんな中、ワンゴンが羅州(ナジュ)から凱旋(がいせん)し、スダルがクンイェの前に召し出され…。

【第92話「男の義理」】
クンイェの前で堂々とキョンフォンへの義理を貫き通すスダル。ワンゴンはスダルの善処を願うも、クンイェはスダルに油を浴びせて炎で焼き殺してしまう。しかし、そんなスダルの忠誠心を一方でうらやましく思ったクンイェは、ワンゴンに侍中の座を勧めたり、北伐への夢を語ったりと、二人で夜遅くまで酒をくみ交わした。
一方、スダルの死を知って驚がくしたキョンフォンは、まだ時期尚早と言うチェ・スンウらの意見も聞かず、自ら先頭に立って錦城(クムソン)の奪還を目指す。

【第93話「泰封」】
クンイェは朝会で泰封(テボン)への国号改正を宣言し、同時に徇軍部の強化など職制の変更を発表する。チョンガンらは、アジテに権力が集中すること懸念するが、アジテ本人はそれだけに責任が重く、これ以上成果が出せなければ、命を差し出すしかないと覚悟を決めていた。
そんな中、ワンゴンが羅州(ナジュ)に総司令官として復帰する。対するキョンフォン軍は、錦城(クムソン)山城を再び攻撃するが、強固な守りにまたしても退却を余儀なくされ、栄山江(ヨンサンガン)を越えて進撃しようと作戦を変更する。

【第94話「栄山江の戦い」】
栄山江(ヨンサンガン)を挟んで対峙(たいじ)するワンゴン軍とキョンフォン軍。ついに攻撃が開始されるが、先に川の中流域にワン・シンニョムらの水軍を待ち伏せさせていたことが功を奏し、戦いはまたしてもワンゴンの勝利に終わった。
そんな中、オ氏の懐妊が明らかになり、羅州(ナジュ)では二重の喜びに包まれる。 一方、栄山江に残ったユ・グムピルとヌンサンは、敗走するキョンフォンを捕らえようと、命令を無視して追撃するが、逆に後百済軍の反撃に遭い…。

【第95話覆われていた真実」】
クンイェはお忍びで皇宮を抜け、羅州(ナジュ)から海路を貞州(チョンジュ)へと戻ったワンゴンを出迎えに行くが、その途中で飢え死にした子どもを捨てる老人や、人影もなく荒廃した軍の訓練場を見て、国の真実の姿に初めて接する。
クンイェと出会ったワンゴンは、北伐政策の中断とアジテ事件の一任を条件に、侍中を引き受ける。クンイェは、アジテの処刑が皇帝の権威に傷を付けないよう配慮を求めながら、鉄の法棒を与え、正式にワンゴンの侍中就任を宣言する。

【第96話「アジテの暴露」】
侍中となったワンゴンは、労役の廃止や税の減免など、民の救済策を次々と打ち出し、混乱していた政局をまとめ上げてゆくが、民の支持がクンイェでなくワンゴンに集中していることに、チョンガンらは複雑な感情を覚える。
一方、オ氏の出産が伝えられる中、ワンゴンはアジテ事件の調査に乗り出した。クンイェの威厳を守るため、ワンゴンはアジテに北伐の過ちを認めるよう持ちかけるが、アジテは尋問場でワンゴンとヨンファの過去の関係を暴露して…。

【第97話「広がる波紋」】
アジテは、ついにワンゴンの手によって処刑され、一方でカン長者は謹慎処分、イム・チュンギルらは証拠不十分で放免され、事件は決着した。しかし、アジテが死に際に、ワンゴンとヨンファの過去や、ソクチョンがワンゴンを訪ねた事実などを暴露したことで思わぬ波紋が広がり、クンイェの不信が徐々に頭をもたげ始める。
そのころ、後百済のキョンフォンは、新羅攻略を本格的に準備し始め、数年前に大敗を喫した大耶(テヤ)城を再び狙うことを決める。

【第98話「疑いの溝】
ワンゴンはクンイェに、ヨンファとの婚約していたことは事実だが、それは親同士が勝手に決めた過去のことと弁明する。一度は納得したクンイェだが、チェ・ウンをカン長者の家に送って詳細な調査をさせた。しかしクンイェは、チェ・ウンの報告にも納得できず、ついにヨンファにまでワンゴンとの関係を確認する。
一方、後百済のチェ・スンウは、そんなクンイェとワンゴンの微妙な間柄を聞きつけ、二人の不和をあおるための一計を案じる。

【第99話「再調査」】
ヨンファと一夜を共にしたクンイェは、昔の思い出を語っている最中、再び発作に襲われ、ヨンファを寝所から追い出す。
ワンゴンの周囲でワンゴンの身を案じる声が高まる中、疑念の抜けないクンイェは、チェ・ウンにカン長者やソクチョンの再調査を命じ、さらにワンゴンから鉄の法棒を取り返した。
一方、後百済のチェ・スンウは、クンイェとワンゴンの仲を引き裂いて泰封(テボン)国の朝廷を混乱に陥れるため、僧侶のトウを送り込む。

【第100話「死の影」】
三日三晩の眠りから覚め、病魔から解放されたクンイェ。
そのころ、羅州(ナジュ)では、ワンゴンを政情不安定な鉄円(チョルオン)から呼び寄せようと、大々的な戦闘訓練を実施して後百済を刺激していた。しかし、何か裏の意図があると考えた後百済軍は、予定通り大耶(テヤ)城へと出陣する。
一方、後百済から送り込まれたトウは、イム・チュンギルの屋敷を訪れ、ワンゴンの反逆を密告するようそそのかす。
そんな中、荘厳な衣冠に身を包んだクンイェが、ついにカン長者らの尋問を開始し…。

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